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2026年04月05日(日)
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水牛車で海を渡る~南国の楽園・由布島の見所と魅力

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水牛車で海を渡る~南国の楽園・由布島の見所と魅力

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西表島の東に浮かぶパラダイス・由布島
由布島(ゆぶじま)という小さな島をご存知ですか?この島は、西表島の東側に位置する、1周2.15km、面積はたった12ヘクタールの離れ小島です。島へ渡る移動手段は、船・・・ではなく水牛車。ここでは、小さな島の見所や魅力をたっぷりご紹介します。

由布島
由布島(ゆぶじま)とは
由布島(ゆぶじま)は、西表島の東岸に、浅瀬の海をはさんで隣接する小さな島です。島はなんと砂の堆積物でできており、かつては無人島でした。

終戦後、由布島には蚊がおらずマラリアにかからずに済むということで、西表島で季節農家として水稲栽培をしていた竹富島や黒島の住民が、少しずつこの島に移住するようになります。1948年には由布島に分教場もでき、1965年頃には人口が100人を超えていました。

しかし、1969年に、島は台風による高潮被害で大打撃を受け、この影響で住民の多くが島を去ります。また、1971年に島の小学校が統廃合で消滅すると、住民離れはさらに加速しました。

この状況の中、島に残った西表正治という、おじいが、1972年頃からおばあと夫婦二人三脚で椰子の木の植樹を始めます。おじいが目指したのは「南国の楽園」。植樹はその後、10年程続けられ、1981年に由布島植物園としてオープンしました。

さらに、1990年に由布島が企業CMとして放映されると、観光地として注目を浴びるようになりました。

島を「南国の楽園」に変えた立て役者・西表正治おじいは2003年にこの世を去りますが、現在では亜熱帯植物楽園として親しまれるようになりました。また、開園当初は水牛車を曳く水牛は2頭でしたが、現在は子孫が活躍しています。

遠浅の海を渡る水牛車~時間の流れも止まる
由布島観光の大きな見所の1つは、遠浅の海をのんびりと渡る水牛車です。海は満潮時でも、深さは1メートルほどにしかなりません。水牛車は西表島と由布島をそれぞれ30分間隔、片道15分で結びます。三線の音を聴きながら水の上をゆったりと歩く水牛車は、時間の流れを忘れさせてくれます。

由布島の水牛車待合所の近くには、水牛たちが休息をとる水牛の池があり、タイミングが良ければ赤ちゃん水牛を見られることもあります。水牛たちも由布島が自分たちの家だと分かっているのか、由布島に向かうときは急ぎ足で西表島に帰るときは足が重たいのだとか。

また、由布島の水牛が老いて海を渡るのに適さなくなると竹富島の水牛車を曳くようになるのだそうです。

水牛車は西表島からの始発が9時で西表島発の最終便が16時15分発です。一方、由布島からの始発が10時で、由布島発の最終便が17時となります。島に宿泊施設はなく、野宿やキャンプはできないため、観光客は17時には島を出ることになります。

帰りの、由布島の水牛車待合所にはパーラーが併設していて、アイスや飲み物を楽しんだり、お土産を買い求めたりすることもできます。ここでしか手に入れることのできない泡盛や水牛グッズを買うことができます。

おじいが築いたパラダイス~亜熱帯植物楽園
由布島観光のもう1つの見所が、1人のおじいによって礎がつくられた亜熱帯植物楽園です。現在は島そのものが亜熱帯植物楽園になっています。

植物園には、オオゴマダラという大きな蝶の棲む蝶々園や、沖縄を代表する色鮮やかな花・ブーゲンビレアが30種類ほど咲くブーゲンビレアガーデン、西表島の周辺で獲れた貝を中心に展示する貝の館など、様々な施設があります。

蝶々園では、オオゴマダラのサナギを、1年を通じて見ることができます。オオゴマダラのサナギの色は美しい金色。その美しさは言葉で表せないほどのもので、是非見ておきたいものです。また、貝の館では、深海に棲むめずらしい貝の展示が見られます。

植物園内のあちこちで、烏骨鶏やガチョウ、ポニーや琉球イノシシなどの鳥や動物にも出合うことができます。また、蝶々館と貝の館の間には、レストランと売店があり、食事をとったりお土産を探したりできます。

植物園の中で絶景が楽しめる場所は、島の中央・東側にあるマンタの浜です。ここからは小浜島、黒島、さらに石垣島など、八重山諸島の島々を眺めることができます。マンタの浜の近くには由布茶屋というカフェがあり、手作りジェラートも楽しめます。

また、島に水道が通るまで、島民の生活を支えた井戸や、1971年に廃校となった小中学校の校門など、島の歴史を知る手がかりも随所に残っています。子どもの遊ぶ広場もあるので、ファミリー層にも人気です。

おじいのロマンの詰まった島・由布島
一度は栄えたものの、島民が離れてしまった由布島ですが、島に残ったおじいの努力が実り、今では南国をたっぷりと楽しめるテーマパークとして、再生しました。

なお、ブーゲンビレアは1年を通して見ることができますが、最盛期は秋の終わりから春頃にかけてとのことです。そのため、由布島は、冬などのオフシーズンに出かけるのも、おすすめのスポットです。
由布島 亜熱帯植物楽園
住所:沖縄県八重山郡竹富町字古見689
電話番号:0980-85-5470
営業日:通年営業(台風などの悪天候の場合、要連絡)

アクセス:
西表島 大原港/上原港より路線バスに乗車し、「由布島水牛車乗り場」バス停で下車。

ホームページ:
http://www.yubujima.com/index.html

(画像は写真ACより)


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