泡盛をお気に入りの一杯に加えてみませんか
居酒屋で注文する飲み物といえば「とりあえずビール」。その後は好みに応じて、焼酎、ワイン、日本酒、ウイスキー、カクテルなどに進むのがフツーですね。ここに「泡盛」を加えてみませんか。
沖縄を代表するお酒「泡盛」。美味しいと人気の銘柄をいくつかご紹介いたしましょう。
泡盛って?
泡盛というお酒があるのは知っていても、飲んだことがない、どんなお酒だっけ?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
泡盛とは、大雑把にいうと米を原料とした蒸留酒です。「ん!米焼酎とどこが違うんだ?」と問うあなた。良い質問です。
大きな違いはふたつあります。ひとつは、麹付けに使うのが「黒麹」であること。普通の焼酎には「白麹」が使われます。もうひとつは原料米にタイ米が使われること。このふたつです。そして、銘柄に「琉球泡盛」、「本場泡盛」を名乗ることができるのは沖縄県で作られたものに限られるそうですよ。
泡盛のアルコール度数はおおむね20度から40度ですが、沖縄県西端の与那国島で作られる泡盛には60度を超えるものもあるそうです。酒税法上は「原料用アルコール」に分類されるのだそうです。
閑話休題。
さて、泡盛の中で、熟成年数3年以上のものは「古酒(クース)」と呼ばれます。味がまろやかになり、コクや独特の香りが生まれるのでとても珍重されます。
琉球王朝の頃には200年もの、300年ものという文字通りの古酒があったそうですが、沖縄戦でほとんどが失われ、150年というのが現存最古の古酒だそうです。
それでは、泡盛人気ランキングで上位に顔を出す銘柄を見ていきましょう。
残波白
泡盛を知らなくても「残波(ざんぱ)」の名を聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
中でもポピュラーかつ高い人気を誇るのが「ザンシロ」の愛称で親しまれている残波白(残波ホワイト25度)です。フルーティーな香りとクセがなく透き通った飲み口が特長です。アルコール度数30度の「ザンクロ」(残波黒)も人気です。
古酒くら
原料は100%インディカ米、黒麹菌による全麹仕込み、そして単式蒸留機による蒸留という伝統製法で作られる泡盛のロングセラーです。専用の樫樽で時間をかけて熟成させた琥珀色の逸品。古酒ならではのまろやかさとコク、そして豊かな香りが特長です。8年間物は贈り物として人気です。
龍ゴールド
「りゅうごーるど」ではなく「たつごーるど」です。仕込みに使われる水は「日本の名水百選」に選ばれた金武大川水系の水。3年古酒にもかかわらず、キリッとした口当たりが特長です。大きな「龍」ひと文字の横に龍が描かれた金色のラベルも人気なのです。
瑞泉 御酒
「ずいせん うさき」と読みます。戦前は、酒屋それぞれが個性のある黒麹菌を使って泡盛を作っていましたが、沖縄戦でそのほとんどが失われてしまい、現在一般的に使われている黒麹はわずか2種類なのだとか。
ところが、戦前に瑞泉酒造で採取された黒麹菌(瑞泉菌)が標本として東大に保管されているのがわかり、その麹菌を100%用いて復刻されたのが「瑞泉 御酒」です。新酒でありながらフルーティーな香りと、澄み切ったまろやかな口当たりが人気を呼んでいます。幻の銘酒が現代に蘇ったのです。
まとめ
泡盛は度数の幅が広いので、度数に応じていろいろな飲み方で楽しむことができます。一般的なのは水割りですが、お好きな方はストレートを好むようです。
他にもオン・ザ・ロック、お湯割り、炭酸割り、烏龍茶割り、コーヒー割り、牛乳割り、シークヮーサー割りにウコン割り。何でもありです。カクテルのベースにも使われています。
いかがでしょう。お好みの銘柄をさがしてお好みの飲み方でいただく。お酒の楽しみがまたひとつ増えますよ。
(画像は写真ACより)