音楽祭の開催される鳩間島とは?
沖縄地方は本島と多数の離島があります。離島めぐりが人気の昨今、石垣島や宮古島など人気の離島は全国的に知名度も高く観光客も多いです。しかし、あまり知名度が高くない島も多くあります。
鳩間島という島を聞いたことがあるでしょうか?鳩間島は八重山列島にある隆起サンゴ礁でできた島の一つで、面積は0.96㎢、人口は100人にも満たない小さな島です。2005年にテレビ放送された「瑠璃の島」というドラマのロケ地となったことで知っている人もいるかもしれません。
鳩間島石垣島離島ターミナルから高速船に乗ること約40分で到着できる鳩間島。鳩間島の海は、その美しさや透明度から鳩間ブルーと称えられています。ダイビングやシュノーケリングには最高の海です。
石垣島をはじめとした観光客に人気の離島とは違い、観光化はされていません。何もしない贅沢をするために鳩間島に足を運ぶ人もいるくらいです。沖縄独特の民家や舗装されていない道路、野生のヤギや亜熱帯植物など都会にはない景色を楽しむことができます。
そんな沖縄時間が流れる穏やかな鳩間島が盛り上がる日があります。祭事です。1年間に祭事はいくつもありますが、今回はその中でもプロのミュージシャンの音楽が聞けることで大変な盛り上がりを見せる鳩間島の音楽祭をピックアップしてみます。
鳩間島での音楽祭
鳩間島での音楽祭は毎年5月3日に開催されています。1997年に鳩間島出身、在住のアーティストによって庭から始められた小さな音楽祭でした。しかし、2018年で21回目を迎え、島に定着した行事となっています。
島民や鳩間島出身者、観光客など子どもから大人まで老若男女が集まって大いに盛り上がります。
音楽祭の全容鳩間島に伝わる民謡や伝統芸能、島にある唯一の学校の校歌を披露するだけでなく、フォークやブラジル音楽など様々なジャンルの音楽を楽しむことができます。ウクレレや二胡、三線など色々な楽器の音色が響き渡ります。
2015年の音楽祭には全国的に人気のBEGIN、2017年には有名アーティストである夏川りみさんや宮沢和史さんらもゲスト参加するなど豪華な顔ぶれです。拍手だけでなく立ち上がって歓声をあげたり、アンコールを求めたりする声が響くこともあります。
音楽祭は「鳩間の港」という歌をみんなで歌い上げることで幕が閉じられます。毎年恒例となっている鳩間島らしい音楽が印象的です。音楽祭の間首にかけていたタオルを手に取って躍り、島外に帰る人を見送ります。
飲食店も出店普段ではあまりお店が多いとは言えない鳩間島ですが、音楽祭の際には飲食店も出店しています。鳩間島産の野菜や近海魚、ヤギ汁やヤギソバなど鳩間島のグルメを堪能することができるでしょう。鳩間島のお土産や音楽祭の記念品を販売しているお店もあります。
たくさんの人が関わっている音楽祭は、手作り感があってローカル感を醸し出しています。普段の何倍もの人が鳩間島にいる音楽祭は大変な盛り上がりです。島にいることを忘れるくらいの熱気と活気があります。有料なので、行く前は料金を確認しましょう。
鳩間島の音楽祭に行ってみよう!
瑠璃の島として知られる鳩間島。石垣島や他の人気の離島にしか行ったことがないという人も鳩間島の音楽祭に合わせて鳩間島を訪れてみるのはいかがでしょうか?島の人の温かさに触れ、音楽祭の熱気に酔いしれることができます。
鳩間島は何もないと言われることもありますが、住人にとっては日常があります。鳩間島がずっと繁栄し続けることを願う住民の願いも込められた音楽祭。音楽祭を通して鳩間島に関心を持ってもらえれば島の人もきっと喜ぶでしょう。